黒酢が腸内フローラに与える好影響を解説。黒酢を飲めば腸から健康になれる。


ダイエット効果、疲労回復、血流改善など様々な効果のある黒酢。さらに腸内環境の改善にも効果的なんです!なぜ黒酢と腸が関係するのか解説をしていきたいと思います。

腸内環境とは?

img04腸内細菌という言葉を聞いたことがあるでしょうか?腸の中には乳酸菌、ビフィズス菌、大腸菌といった細菌が非常に多数生息しています。数にして100超匹以上、重さに換算すると1.5kg以上の腸内細菌がたった一人の人間の腸の中に存在しています。

「気持ち悪い!!」なんて思わないでください。実はこの腸内細菌群が人間の身体にとって非常に重要な腸内環境を整えているのです。

腸内細菌たち

腸内細菌は主に3種類に分けられます。以下がその3種です。

善玉菌(ぜんだまきん):体にとって良い影響を及ぼす菌。ビフィズス菌や乳酸菌のことを指す。
日和見菌(ひよりみきん):基本的には無害な菌。ただし腸内環境が悪玉菌に傾くと害を及ぼす。
悪玉菌(あくだまきん):体にとって悪影響を及ぼす菌。大腸菌やウェルシュ菌のことを指す。

です。善玉菌と悪玉菌は合わせてすべての腸内細菌のうちの3割くらいしか存在していません。残りは日和見菌となります。そのため、善玉菌の数を悪玉菌より多くして日和見菌を無害な状態にしておくことが必要です。

こんなことまで!?腸内細菌の役割

善玉菌は人体にとって非常に有益な作用を複数もたらします。代表的なものだけ以下に羅列します。

ビタミンの生成

腸内の善玉菌は人体にとって必要不可欠であるビタミン類を生成し、人体に供給してくれます。代表的なものでは、ビタミンKという血液の凝固に必要不可欠なビタミンを作り出してくれます。
またビタミンB2、B6、B12、 パントテン酸、ナイアシン、リボフラビンといったビタミンも生成します。

免疫の活性

ナチュラルキラー細胞というものをご存知でしょうか?外部からの細菌やウイルスの侵入に対してまず第一に働く免疫機構のことです。ナチュラルキラー細胞の活性化のためには腸内細菌による刺激が必要不可欠です。腸内細菌は非常に重要な免疫の役割を担っています。

生活習慣病の予防

悪玉菌が腸内に増えると腐敗が進み、アミンやアンモニア、発がん性物質といった有害物質を発生させます。そうして生まれた有害物質は腸壁から体内に吸収され、全身を駆け巡ります。

もちろん血液の毒素を濾過する腎臓である程度は外に出されますが、腎臓に負担はかかりますし、外に排出されなかった毒素に関しては血流の悪化や発がんなどに関わってきます。常に善玉菌優位であることで悪玉菌の有害物質の産出を最低限に抑え、病気の予防をすることが可能です。

黒酢と腸内細菌の関係

このように善玉菌は人体にとって非常に重要な役割を果たします。しかし、黒酢とはどのような関係があるのでしょうか?それは黒酢の中に含まれている酢酸に関係しています。

酢酸はその名のとおり、酢の酸です。黒酢の場合は玄米を糖化、アルコール発酵させ、そうしてできたアルコールをさらに酢酸発酵することで生まれます。酢特有のツンとする刺激味と刺激臭はこの酢酸によるものです。

悪玉菌は有機酸と呼ばれる酢酸や乳酸に弱いという性質があります。そのため黒酢を摂取し、酢酸を体に取り込むことによって腸内に届き悪玉菌の増殖を抑制することが可能です。悪玉菌の勢力が弱まることによって善玉菌の勢力が増し、日和見菌がおとなしくなることで腸内環境が改善されます。

黒酢は便秘の人におすすめ

黒酢を摂取することは便秘に悩んでいる人にとてもおすすめです。理由は以下の2点です。

悪玉菌を抑制してくれる

前述したように黒酢に含まれる酢酸は悪玉菌を抑制する作用があります。便秘に悩んでいる人は、便が腸内に滞在する時間が長いため悪玉菌によって作り出された有害物質の影響をより受けてしまいます。(便秘の人がお肌のカサカサなどにも悩みやすいのはこのためです)

そのため悪玉菌の勢力を弱める黒酢は便秘による害を少なくしてくれます。

腸を刺激し、便の排出を促してくれる

黒酢を摂取すると腸内で二酸化炭素が発生します。その二酸化炭素が腸管を刺激し、便の排出を促してくれます。

効果をアップさせる摂り方

黒酢の腸内環境の改善効果を高めるには以下の摂取の仕方がおすすめです。

乳酸菌、ビフィズス菌の入った食品も一緒に摂取する

黒酢は酢酸を外部から腸に届かせますが、乳酸菌やビフィズス菌は乳酸、酢酸を内部から生産し悪玉菌を抑制します。外部と内部双方から酢酸を摂取することでより善玉菌優位な腸内環境となります。

水で希釈したっぷり飲む

便を排出することは腸内環境を適切に保つために重要な事です。水分をたっぷり摂取することで腸の運動を促進し便を排出しやすくなります。黒酢そのものにも便を排出する作用があるため、希釈して飲むことで二重に効果が高まります。

まとめ

腸内環境は人体にとって非常に大きな影響を及ぼします。悪玉菌が優位ならば悪影響を及ぼしますし善玉菌が優位ならばよい影響を及ぼします。黒酢の酢酸は悪玉菌の増殖を抑制し、便の排出を促すことで腸内環境を正常に保ちます。